キャリアの物語をつむぐ

働きかた編集者 山中康司のブログ

「○○したら人生変わった」と言いたいボーイ

ねがわくば、もっと思いやりのある人間になりたい。 もっと一つの物事を突き詰められる人間になりたいし、凶悪な敵をまなざしだけで圧倒する、そんなたくましい人間になりたい。 そんなことを、20歳過ぎたくらいから思い続けてきてる。 思い続けて、海外を旅…

フリーランスになって、”人生に問われる”ようになった話

そもそも我々が人生の意味を問うてはいけません。 我々は人生に問われている立場であり 我々が人生の答えを出さなければならないのです。 僕たち人間は、人生から意味を問われているのだ--。オーストリアの精神医学者、ヴィクトール・E・フランクルはそう語…

2017年7月の”キャリアの物語”

ブログの名前を変えました。 「働きかたを編集する」から「キャリアの物語をつむぐ」へ。 変えた理由は感覚的なものなんですけれど、「働きかたを編集する」っていうと、ちょっと冷たい感じがするなーと思っていて。「キャリアの物語をつむぐ」のほうが、な…

Ciftが体現する、”多様な人がオープンにつながりあうまち、渋谷”

今日たまたま、SHIBUYA CAST.13階のコレクティブハウス「Cift」におじゃまする機会があったのですが、「ここは、マジですげぇぞ…」って衝撃を受けちゃいました。 Ciftとは Ciftは、SHIBUYA CAST.13階のコレクティブハウス「Cift」を拠点に、「良心を軸にした…

しあわせは、いつも4つの心が決める?-『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』前野隆司-

「しあわせは、いつも自分の心が決める」 と、相田みつをさんの詩にあります。いい言葉ですねぇ。ほんとうにそうだと思います。 でも人間ってのは(というか僕という人間は)欲張りで、「じゃあ、どんな心だったら幸せなのさ」ということが気になってくる。…

自分の中に”問い”を持て

仕事がら、よく本を読んだり、記事を読んだり、イベントに行ったりして、おそらく一般的な28歳男性よりも勉強している方なはずであるわたくし。 が、あとから「あの本、どんなこと書いてあったっけ」「あの記事なんて書いてあったっけ」って振り返ってみると…

生産性の向上は働く喜びにつながるのか

「働き方改革では、生産性の向上が目指されている。でも、はたしてそれは個人の働く喜びにつながるのか。」 先日参加したイベント「経産省若手官僚×企業人事『HR発イノベーション創出のための対話 ~悩む人事 不安な個人 立ちすくむ国家~』」。そのなかで…

”働きかた編集者”とは何者か

この度国家資格キャリアコンサルタントに合格しました!! いやぁ、2回目の受験だったので、どうなることかとハラハラしてたのですが、とりあえず受かっていてひと安心。これから、フリーランスとして本格的に”働きかた編集者”の仕事に取り組んで行きたいと…

履歴書の空白は、人生が発酵している時間

僕の履歴書には空白がある。 大学を卒業してから大学院に入るまで、ぽっかり1年あいているのだ。 人と接することが極端に苦手だった僕は、就活をせずに大学を卒業。フリーターになり、大宮の韓国風居酒屋でバイトをしていた。空白というのは、その時期のこ…

ニュートラルゾーンで転機を味わい尽くす-ブリッジズのキャリアトランジション論②-

前回のエントリに続き、ブリッジズのキャリアトランジション論についてご紹介します。 ちょこっとおさらいをしておくと、「トランジション」とは「節目、転機」という意味。 ブリッジズは、転機を次の3つに分けていたのでした。 第1段階……終わり 第2段階……ニ…

働き方にモヤモヤしたら、それは自分が変わるチャンス-ブリッジズのキャリアトランジション論①-

「自分はこのままの仕事を続けていいのだろうか」と思うときが、人生の中では誰にもあります。 僕にも経験がありますが、そういう時期というのはなんとも居心地が悪い。いつも胸にモヤモヤとしたものを抱えている感覚がして、目の前の仕事に意味を見出せなく…

学生こそライターをやった方がいいと僕が思う理由

ぼくが大学生の時は、「どれだけはやく、大きな企業から内定をもらえるか」が大事だと思っていましたが(結局就活しなかったけどね)、「この寄り道は、きっと近道になる。」とうたう、ユニークな大学生向けのサイトがオープンしました。 それが、「ぼくらと…

会社にとっていちばん大切なこととは?-『日本でいちばん大切にしたい会社』坂本光司-

もう5年以上も前のこと。合同説明会の雰囲気に圧倒されてしまって以来、「おれにはこんな風にうまく立ち回れないや…」と落ち込んで、気づいたら就職をせずに大学を卒業してしまっていました。 それから半年、心身ともにあまり調子が良くなく、ニートのような…

非プロフェッショナルの流儀-『私の個人主義』夏目漱石-

ちょっと前のエントリーで、「僕は、プロフェッショナルにはなれないと気づいた」と書きました。 kjymnk.hatenablog.com 実際のところ、プロフェッショナルと呼べる人たちはひと握り。でも、だからといってプロフェッショナルになれない人間が不幸かといった…

境界ないキャリアを支える、「流動創生」というコンセプト

人口減少が進み、全国区の自治体で移住者を呼び込む取り組みが盛んに行われています。そんななか、必ずしも移住を前提とせず、流動人口(一時的にある場所に滞在している人口のこと)を増やすことにより、一人ひとりが最大の価値を生み出すような地域の取り…

続・NPO職員は食べていけるか

先日の「NPO職員は食べていけるか」というエントリーをFacebookでシェアしたところ、思いがけずたくさんの反響がありました。 kjymnk.hatenablog.com どの意見も、なるほどなぁというものばかりだったので、簡単にまとめてます。 まず、多かったのは「食べて…

夢がなくても幸せになれる?-『夢があふれる社会に希望はあるか』児美川孝一郎-

ちょっと前の話ですが、結構メディアにもとりあげられている、ある分野でプロフェッショナルといっていいような方の口から、「まぁ、私もやりたいことなんて特にないですからね」という言葉がでたのでびっくりしたことがありました。 若くてなにもキャリアを…

モモは世界一有名なキャリアカウンセラーかもしれない-『モモ』ミヒャエル・エンデ-

小さなモモにできたこと。それはほかでもありません。あいての話を聞くことでした。 『モモ』ミヒャエル・エンデ キャリアカウンセリングの勉強をはじめて1年ほどになる。 学べば学ぶほど、奥が深い。カウンセリングをするたびに発見ばかりだ。講師の先生い…

NPO職員は食べていけるか

今日大手企業の採用面接が解禁になった。 でも最近では、大手企業ではなくNPOに関心を持ってる学生も結構いるみたいだ。学生と話させてもらうと、「NPOで働くことに興味があるけど、食べていけるんですか?」って聞かれることが多かったりする。 聞いてくれ…

”分断を生むキャリア”から”つながりを生むキャリア”へ-『持続可能な資本主義』新井和宏-

以前、社会学者見田宗介さんの著書『現代社会の理論―情報化・消費化社会の現在と未来 (岩波新書) 』についてのエントリーのなかで、「今のお金中心・効率中心の社会を、環境や他者を損なわない社会にできるというのは、まだ実感が沸いてない」、といったこと…

全国の地域活性化のキモは渋谷なんじゃないか

そんなことを、5/18に開催されたgreen drinks Shibuyaに参加して思ったので、備忘録的にまとめます。 ↓green drinks Shibuyaはこれね。 5/18(木)green drinks Shibuya「シブヤ区のこれから」(ゲスト:澤田伸さん、小宮山雄飛さん、野村恭彦さん) | green…

節目の時だけ、キャリアをデザインする-『働くひとのためのキャリア・デザイン』金井壽宏-

自分のキャリアをいつも考えているのは大変だ。 かといって、全く考えないと望んだ方向に進むことはできない。 僕たちはキャリアについて、いったいいつ、どのようなことを考えればいいんだろう。 そんな問いへの答えを与えてくれるのが、金井壽宏さんの著書…

【映画から考えるしごと論】人生”追われてる感”、”追われてない感”の違いについて-『人生フルーツ』-

以前読んだ時間管理術に関する本で、びっくりした箇所があった。 著者は、ご飯のときに「ご飯をよそう」「皿を重ねて片付ける」みたいなことまで、何分何秒かかるかを見積もって、タスク管理表に書いて管理しているのだという部分。「うげぇ、ホントかよ」と…

キャリアはお金抜きには語れない

自分が望む人生を送ろうと思ったら、いくらお金が必要なのか知っておくことは、キャリアを考えるうえでとてもよいこと。というか、それなしにキャリアを考えることはできないと思う今日この頃。 例えば「年収1000万円稼ぎたい。そのために大企業に入って出世…

キャリアコンサルタント試験結果を受けて。勝って驕らず負けて腐らず

「おかげさまで、無事にキャリアコンサルタントの国家試験に受かりました」 試験の結果が出る3月30日まで、そんな投稿をここに書くつもりでいたし、受かってから誰にお礼の連絡をして、どこでキャリアコンサルタントの仕事を始めて、どんなことをして……みた…

【読書録】21世紀に生きる僕らは、なぜ働くのか?ー『WORK SHIFT』リンダ・グラットン著 池村千秋訳ー

働き方が変わりつつある。 それは今、政府が進めている働き方改革に象徴されるけども、なにも日本に限ったことじゃない。グローバル化、ICTの発達、人口構成の変化などにより、世界的な流れになっているのだ。 リンダ・グラットンの『WORK・SHIFT』は、そう…

文化としての仕事という構想

先日編集者の河尻亨一さんのお話を伺っていて、「文化としての仕事」という言葉があった。「これ、すごく可能性がある言葉かも!」と思ったので、僕なりの解釈をちょっとまとめてみる。 文化とは そもそも文化という概念があいまいなので調べてみる。 辞書的…

僕はプロフェッショナルにはなれないと気付いた話

『プロフェッショナル 仕事の流儀』が好きだ。 プロスポーツ選手や料理人や企業家など、ある分野で一流になった人たちを紹介する、言わずと知れたNHKの人気番組。この番組を観て「よし! 自分もいつかはプロフェッショナルになったるで!」と考えた人は僕だ…

【読書録】生活をおもしろがるという視点ー『そして生活はつづく』星野源ー

「キャリア」と聞いて、どんなことを思い浮かべるだろうか。 多くの方が、「職歴」をイメージするかもしれない。たしかに僕自身が受けてきた「キャリア教育」や「キャリアデザイン」の講座なんかでいう「キャリア」は、仕事にひもづくものだった。 「キャリ…

幸福度NO.1の国デンマークに学ぶ「hygge(ヒュッゲ)る」働き方

「hygge(ヒュッゲ)」という考え方を知っていますか? 「hygge」はデンマーク語で、「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」のこと。(参考:ヒュッゲ | ANDERSEN GROUP - アンデルセングループ )なんだかすごく素敵な言葉ですよね…