キャリアの物語をつむぐ

働きかた編集者 山中康司のブログ

なぜ僕が「キャリア」を仕事にしようと決めたのか

私事で恐縮ですが(といっても自分のブログなのですが)、2016年4月1日から、NPO法人ETIC.で働き始めました。

 

これまでは企業のオウンドメディアの運営・制作をしていまいたが、これからの主な業務としては、

(1)地方(主に東北)の企業と首都圏の人材をマッチングする仕事

(2)地方のスタートアップや起業家、はたらく人たちをメディアで発信し、「ローカルイノベーション」のながれをつくる”Web編集者”の仕事

のふたつになります。

 

なぜ次の挑戦の場として「キャリア」の分野を選んだかというと、自分じしん仕事選びでは悩んで悩んで、鬱みたいになってた経験があるから。学部を卒業後正社員として就職できず、「ちゃんと働くことができない自分って、ぜんぜん存在価値ないよな」と思っていた時期がありました。

あれはつらかった…。

 

しかしその後、Web編集者として、会社員、起業家、芸人、スポーツ選手などさまざまな方を取材するなかで、「”ちゃんと働く”の”ちゃんと”って、なんなんだ?」とわからなくなりました。働き方には本当にたくさんの選択肢があって、僕の思っていた「東京の大企業の正社員=”ちゃんと”働いている人」なんて、思い込みかもしれんぞと。

 

いまは働き方に地殻変動が起きていて、働く場所や形態、時間など、これまでの当たり前が当たり前になくなりつつあるタイミングだと思います。だからかつての僕みたいに、働くことについて悩む人にたいして、「こんな働き方ありまっせ」「こんな仕事ありまっせ」と、”働き方の選択肢”を差し出すことができるようになりたい。というのが、今の思いです。

 

というわけで、これからちょくちょく、仕事で学んだことや考えたことをこのブログでまとめて行こうと思いますので、ときどき見に来てくれると嬉しいです。