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働きかたを編集する

働きかた編集者 山中康司の備忘録

はたらきかたに関する最新トピック4選-2016/4/12-

ニッチな分野であるためか、いまのところ「ソーシャルな働きかた」というテーマで記事を集めたキュレーションメディアは見当たりません。

 

そこでこの企画では、最新のソーシャルキャリアに関するニュースを、4つピックアップして紹介します。

 

「キャリアコンサルタント」が国家資格に

青少年の適職探しを助け、雇用を促進させることを目的として、勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律案」という法案により、4月1日にキャリアコンサルタントが国家資格となりました。

 

「Brush up」によると、これにより

  • 「キャリアコンサルタント」に類似する職業名を名乗ることができなくなる
  • 5年ごとに免許を更新しなければいけなくなるので、職業知名度のアップと質の均一化が期待できる

という影響があるそう。キャリアカウンセラーやキャリアコンサルタントをめざす方はかならずチェックしておくべき動向ですね。

 

www.brush-up.jp

 

労働移動支援助成金、支給要件厳格化の方向

労働移動支援助成金は、雇用の安定を図る目的でつくられた制度。しかしこの制度が、逆にリストラを促進している現状があります。人材会社が退職勧奨の方法を企業に提供し、企業はこの制度を使って委託料を抑えた上でリストラをしていたことが先日明らかになったのです。

 

そこで厚生労働省は、労働移動支援助成金の支給要件を4月から厳格化する方針を固めました。政府がすすめる「失業なき労働移動」への道のりは、まだまだ道半ばというところでしょうか。

 

www.corporate-legal.jp

 

「世界で一番貧しい大統領」ホセ・ムヒカ氏が来日公演

世界でいちばん貧しい大統領」と呼ばれた前ウルグアイ大統領 ホセ・ムヒカ氏。日本でもにわかに注目を集めていた同氏が4月7日、東京外国語大学で来日講演を行いました。

 

私たちの人生のすべてを市場にまかせてはいけません。……文明の発展の速度が、創造の速度がどんどん加速度的に早くなっています。そして、本来ならば、その速度にリミット、制限をつけなければいけないけれども、現在はそれを統治する術もなく、その市場の力が、まるで自立的な生き物のように、まるで動物のように1人で加速度的に進んでいます。

 

たとえば、会社内でワークライフバランスを実現するには上司が体現することが大事ですが、国の(元)トップがこのように世界の持続可能性に言及し、なおかつ体現しているのは、その国ぜんたいを持続可能性な方向に進めて行く上でとても大きな後押しになりそうです。

 

logmi.jp

 

障害者差別解消法が4月1日から施行


障害者が健常者と同じように暮らせる社会を実現するため、不当な差別を禁止し、民間事業者を含めて必要な配慮をするよう義務づけている「障害者差別解消法」が施行されました。

 

法律では、国の機関や地方自治体、民間事業者に対し、不当な差別的対応を禁止した上で、合理的な配慮(その場で可能な配慮)を義務づけています。

 

法律はきっかけにすぎません。これを機に、障害者の困りごとによりいっそう健常者がよりそい、社会のなかの障害を取り除いていくながれが加速することが期待されます。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

まとめ

以上、最新のソーシャルキャリア関連のトピックをまとめました。なるべく毎週、こうしたトピックまとめは更新していきたいと思います。

 

それでは、また来週!