Ciftが体現する、”多様な人がオープンにつながりあうまち、渋谷”
今日たまたま、SHIBUYA CAST.13階のコレクティブハウス「Cift」におじゃまする機会があったのですが、「ここは、マジですげぇぞ…」って衝撃を受けちゃいました。
Ciftとは
Ciftは、SHIBUYA CAST.13階のコレクティブハウス「Cift」を拠点に、「良心を軸にした“とも”にある生き方」を志向し、実践し、発信する生活共同体。
コレクティブハウス「Cift」では、全世界で100箇所の多拠点生活をしながら100職種の肩書で活躍する、40人のメンバーが生活をしています。(といっても、他拠点生活をしている方々なので、みなさんCiftにはいたりいなかったりだそう。)
メンバーの顔ぶれは、弁護士、国際NGO、コンサルタント、デザイナー、映画監督、ソーシャルヒッピー(?)など、いろんな領域の第一線で活躍する方々です。
自律しつつも協働する場
ちょっと前に、「全国の地域活性化のキモは渋谷なんじゃないか」と書きました。
人脈や知識、アイデア、経験を付与する機能は、多種多様な人がオープンにつながりあっている渋谷だからこそ担える機能なんじゃないか。そういう意味で、冒頭の「全国の地域の活性化のキモは渋谷なんじゃないか」になるわけです。
Ciftで僕が感じた「マジですげぇぞ…」感は、まさにそんな”多種多様な人がオープンにつながりあう”場であることを、肌で感じたから。
共用のコモンスペースでは英語と日本語が飛び交い、雑談をしている人、その横には海外とスカイプでつないでのミーティングをしている人、地域と関わるプロジェクトに関する打ち合わせをしている人(僕らですが笑)もいる。さまざまなバックグラウンドを持ったメンバーが、「良心を軸にした“とも”にある生き方」という共通項のもと、自律しつつも協働しているようでした。
▲海外とつないで勉強会?が始まりました。それぞれの領域で活躍するメンバーがいるので、常に最前線の情報がキャッチアップできるコミュニティになっているのだと思います。
さらに、ここに住むメンバーがオープンマインドで、知り合いやビジネスパートナー、お母さんを招いて、他のメンバーにつなげる。どんどんつながりの輪が広がっていって、「ここにいたらなにかが起こるわ…!」って、本気で思える場なのです。
ごちゃごちゃからイノベーションが生まれる
もはや現代では、「地方」対「東京」、「グローバル」対「ローカル」といった、二項対立の図式はくずれつつあるような気がします。地方が東京に、ローカルがグローバルに影響を与える。その逆もしかり。異なる国のローカルどうしがつながることだってあるはず。
宇宙ができるまえの混沌とした状態みたいに、いろいろな境界がなくなって、価値観が混ざり合っていく。そしてそんなごちゃごちゃのなかからこそ、ビッグバンのように、新しいイノベーションが起きるのだろうと思います。
Ciftはまさに、そんなイノベーションの予感をはらんだコミュニティ。渋谷が、これからますます面白くなっていきそうです。