キャリアの物語をつむぐ

働きかた編集者 山中康司のブログ

目標は、ちいさく

モチベーションに関して、ずっと不思議に思っていたことがあるんです。

それは、「スポーツは超やる気が出るのに、仕事となると憂鬱になるのはなぜだろう」ということ。

 

学生生活を振り返っても、僕はスポーツに関してはすっごく自信がありました。

サッカーでも、野球でも、テニスでも、そこらのやつらよりはできる。

体育祭だって、アンカーは当たり前で、走るのが楽しくて楽しくて。

 

で、暇な時、自分がリレーのアンカーでみんなをごぼう抜きするシーンとか、

サッカーですごいシュートを決めるシーンとかを妄想して、ワクワクするんです。

皆さんもそういう経験って、もしかしたらあるんじゃないかな?

音楽が得意な人なら音楽で、勉強が得意な人なら勉強で。

 

今思い返すと、それって自己効力感が高まる、プラスのスパイラルだったんだなぁと思います。

 

つまり、

「自分は成功できる」と思う

モチベーションが上がって努力する

成功する

「自分は成功できる」と思う

 

 

っていうサイクルが回っていたんですね。

 

一方で仕事はというと、その逆。

 

「自分は失敗する」と思う

モチベーションが下がって努力しない

失敗する

「自分は失敗する」と思う

 

 

というマイナスのスパイラルが回ってしまって、なかなか抜け出せずにいるなぁと、

今日はなまるうどんでうどんを食べていたら気づいたんです。

(うどんの効果かな)

 

じゃあ裏を返せば、プラスのスパイラルに入れば仕事もスポーツみたいにうまくいくようになるかも!なんて思って、どうしたら自己効力感を高められるか調べたら、

 

自己効力感を高める方法として、成功体験 、代理体験(同じような能力の人間が努力し成功しているのを見る)、 言語的説得(励まされる)、生理的状態(心身の状態が良好なこと)の4つが挙げられる。

自己効力感(じここうりょくかん)とは - コトバンク

 

らしいです。なるほど。

 

特に成功体験を得ることが大きいみたいなので、

小さい目標(例えば朝6時に起きるとか、本を20ページ読み進めるとか)

を立てて、達成していくのがいいかもと思っています。

そういえば、上原浩治さんも、目標を小さくするってことを言ってたな。

 

果たして効果が出るのかどうか。

またあらためて報告しますね。