2017-01-01から1年間の記事一覧
モチベーションに関して、ずっと不思議に思っていたことがあるんです。 それは、「スポーツは超やる気が出るのに、仕事となると憂鬱になるのはなぜだろう」ということ。 学生生活を振り返っても、僕はスポーツに関してはすっごく自信がありました。 サッカー…
ぼくは気持ちの上がり下がりが結構はげしい方です。重めの仕事があるとき、苦手な人と関わらなきゃいけないとき、そして気圧が急激に下がったとき、朝からズーンとゆううつな気持ちになることがしょっちゅうで。 そんな後ろ向きな自分をなんとか変えたいと、…
20歳から25歳くらいまで、働けない時期がありました。働くことがすごく怖かったんですね。 もうちょっと詳しく言うと、「賃労働で発生する、お金を介したコミュニケーション」が幽霊より雷より怖かったのです。 俺はなにもできない、価値のない人間だ 当時セ…
北欧いきたいなぁと念じてたら、北欧に関するイベントのファシリテーターをやらせてもらう機会を得ました。(念じてみるものですね。行く機会はまだなさそうですが) 「フカボリ!デンマーク」と題して、今話題のデンマークのことを深掘りする企画。今回は、…
「ちまたではローカルローカルいうけど、ローカルのなにがそんなにいいんだ」 なんて思っている人も、なかにはいるはず。僕も田舎暮らしに憧れがあるし、いずれは移住したいと思ってるけれど、「みんな都市に集めた方が効率的じゃないですか」みたいなこと言…
『シゴトゴト』で「仕事は人びとを幸福にするか」という連載をしています。 仕事と幸福の関係についていろいろな分野の専門家にインタビューしているのだけど、僕自身「なるほど」と思うことばかりで、とても勉強になる企画です。 そのなかで思ったことの一…
記事を書いたり、イベントのファシリテーターをやったり、求人サービスのプロジェクトマネージャーをやったり。今年の7月に独立して以来、あれやこれやと”働きかた編集者”の仕事をしています。 はたから見ると、あれやこれやかたっぱしからやってるなー、と…
プレミアムフライデー、ホワイトカラーエグゼンプション、育休、週休3日…。 日々、新しい働き方に関するニュースを目にしない日はない。 でも、いろんな制度や働き方の是非を問う前に、一度立ち止まって「なぜ働くのか」を考えてみたいなー、と思う今日この…
ねがわくば、もっと思いやりのある人間になりたい。 もっと一つの物事を突き詰められる人間になりたいし、凶悪な敵をまなざしだけで圧倒する、そんなたくましい人間になりたい。 そんなことを、20歳過ぎたくらいから思い続けてきてる。 思い続けて、海外を旅…
そもそも我々が人生の意味を問うてはいけません。 我々は人生に問われている立場であり 我々が人生の答えを出さなければならないのです。 僕たち人間は、人生から意味を問われているのだ--。オーストリアの精神医学者、ヴィクトール・E・フランクルはそう語…
ブログの名前を変えました。 「働きかたを編集する」から「キャリアの物語をつむぐ」へ。 変えた理由は感覚的なものなんですけれど、「働きかたを編集する」っていうと、ちょっと冷たい感じがするなーと思っていて。「キャリアの物語をつむぐ」のほうが、な…
今日たまたま、SHIBUYA CAST.13階のコレクティブハウス「Cift」におじゃまする機会があったのですが、「ここは、マジですげぇぞ…」って衝撃を受けちゃいました。 Ciftとは Ciftは、SHIBUYA CAST.13階のコレクティブハウス「Cift」を拠点に、「良心を軸にした…
「しあわせは、いつも自分の心が決める」 と、相田みつをさんの詩にあります。いい言葉ですねぇ。ほんとうにそうだと思います。 でも人間ってのは(というか僕という人間は)欲張りで、「じゃあ、どんな心だったら幸せなのさ」ということが気になってくる。…
仕事がら、よく本を読んだり、記事を読んだり、イベントに行ったりして、おそらく一般的な28歳男性よりも勉強している方なはずであるわたくし。 が、あとから「あの本、どんなこと書いてあったっけ」「あの記事なんて書いてあったっけ」って振り返ってみると…
「働き方改革では、生産性の向上が目指されている。でも、はたしてそれは個人の働く喜びにつながるのか。」 先日参加したイベント「経産省若手官僚×企業人事『HR発イノベーション創出のための対話 ~悩む人事 不安な個人 立ちすくむ国家~』」。そのなかで…
この度国家資格キャリアコンサルタントに合格しました!! いやぁ、2回目の受験だったので、どうなることかとハラハラしてたのですが、とりあえず受かっていてひと安心。これから、フリーランスとして本格的に”働きかた編集者”の仕事に取り組んで行きたいと…
僕の履歴書には空白がある。 大学を卒業してから大学院に入るまで、ぽっかり1年あいているのだ。 人と接することが極端に苦手だった僕は、就活をせずに大学を卒業。フリーターになり、大宮の韓国風居酒屋でバイトをしていた。空白というのは、その時期のこ…
前回のエントリに続き、ブリッジズのキャリアトランジション論についてご紹介します。 ちょこっとおさらいをしておくと、「トランジション」とは「節目、転機」という意味。 ブリッジズは、転機を次の3つに分けていたのでした。 第1段階……終わり 第2段階……ニ…
「自分はこのままの仕事を続けていいのだろうか」と思うときが、人生の中では誰にもあります。 僕にも経験がありますが、そういう時期というのはなんとも居心地が悪い。いつも胸にモヤモヤとしたものを抱えている感覚がして、目の前の仕事に意味を見出せなく…
ぼくが大学生の時は、「どれだけはやく、大きな企業から内定をもらえるか」が大事だと思っていましたが(結局就活しなかったけどね)、「この寄り道は、きっと近道になる。」とうたう、ユニークな大学生向けのサイトがオープンしました。 それが、「ぼくらと…
もう5年以上も前のこと。合同説明会の雰囲気に圧倒されてしまって以来、「おれにはこんな風にうまく立ち回れないや…」と落ち込んで、気づいたら就職をせずに大学を卒業してしまっていました。 それから半年、心身ともにあまり調子が良くなく、ニートのような…
ちょっと前のエントリーで、「僕は、プロフェッショナルにはなれないと気づいた」と書きました。 kjymnk.hatenablog.com 実際のところ、プロフェッショナルと呼べる人たちはひと握り。でも、だからといってプロフェッショナルになれない人間が不幸かといった…
人口減少が進み、全国区の自治体で移住者を呼び込む取り組みが盛んに行われています。そんななか、必ずしも移住を前提とせず、流動人口(一時的にある場所に滞在している人口のこと)を増やすことにより、一人ひとりが最大の価値を生み出すような地域の取り…
先日の「NPO職員は食べていけるか」というエントリーをFacebookでシェアしたところ、思いがけずたくさんの反響がありました。 kjymnk.hatenablog.com どの意見も、なるほどなぁというものばかりだったので、簡単にまとめてます。 まず、多かったのは「食べて…
ちょっと前の話ですが、結構メディアにもとりあげられている、ある分野でプロフェッショナルといっていいような方の口から、「まぁ、私もやりたいことなんて特にないですからね」という言葉がでたのでびっくりしたことがありました。 若くてなにもキャリアを…
小さなモモにできたこと。それはほかでもありません。あいての話を聞くことでした。 『モモ』ミヒャエル・エンデ キャリアカウンセリングの勉強をはじめて1年ほどになる。 学べば学ぶほど、奥が深い。カウンセリングをするたびに発見ばかりだ。講師の先生い…
今日大手企業の採用面接が解禁になった。 でも最近では、大手企業ではなくNPOに関心を持ってる学生も結構いるみたいだ。学生と話させてもらうと、「NPOで働くことに興味があるけど、食べていけるんですか?」って聞かれることが多かったりする。 聞いてくれ…
以前、社会学者見田宗介さんの著書『現代社会の理論―情報化・消費化社会の現在と未来 (岩波新書) 』についてのエントリーのなかで、「今のお金中心・効率中心の社会を、環境や他者を損なわない社会にできるというのは、まだ実感が沸いてない」、といったこと…
そんなことを、5/18に開催されたgreen drinks Shibuyaに参加して思ったので、備忘録的にまとめます。 ↓green drinks Shibuyaはこれね。 5/18(木)green drinks Shibuya「シブヤ区のこれから」(ゲスト:澤田伸さん、小宮山雄飛さん、野村恭彦さん) | green…
自分のキャリアをいつも考えているのは大変だ。 かといって、全く考えないと望んだ方向に進むことはできない。 僕たちはキャリアについて、いったいいつ、どのようなことを考えればいいんだろう。 そんな問いへの答えを与えてくれるのが、金井壽宏さんの著書…