キャリアの物語をつむぐ

働きかた編集者 山中康司のブログ

TWDW2016サテライトプログラム「卒東京のキャリア論 」モデレーターを務めました

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先週の月曜日、働き方の祭典「Tokyo Work Design Week2016」のサテライトプログラム「卒東京のキャリア論 」にてモデレーターを務めさせていただきました。
 
「東京の大企業で、正社員として働くべきだ」という、誰かが決めたレールの上で、「本当はこう働きたいんだけど…」という思いとのギャップに悩んでいる人は、少なからずいると思います。かつての僕も含めて。
 
自分が心からそうした働き方を望んでいるのだったらいいのだけど、周りがそうしているからとか、親がそうすべきだ言っているからとか言った理由で働き方を選んでいるとしたら、すごくもったいない。他ならない自分の人生なのだから、ハンドルは自分が握っていたいですよね。
 
だから、「東京の大企業の正社員として働く」というのとは違う選択肢があるよ、もしかしたらこっちの方が楽しいかもよ、ということを少しでも多くの方と共有できたらな、と思って企画したイベントでした。
 
ゲストのみなさんも言葉も本当に胸に刺さるものばかりで、特に「東京を離れてしまうと、キャリアが途切れてしまうのでは?」という問いに対する「”キャリア”ってなに?履歴書に書ける職歴のこと?本当にそれが大事なことなの?」というゲストの皆さんの投げかけはすごく本質的で。
 
そう、「キャリア=履歴書に書けること」ではないんですよね。履歴書なんてとっぱらって、本当に自分がしたいことは何なのか、一緒にいたい人は誰なのかを自分に問いかけた時に、住む場所は東京ではなくていいかもしれない。(もちろん、東京にいようという選択もある)。
 
このイベントが、改めて自分にそんな問いを投げかけるきっかけになっていたら、すごく嬉しいです。